【2023年版】ヴロツワフおすすめ観光地10選<ルートマップ付き>

ポーランドの人気観光都市ヴロツワフは、近年「ヨーロッパ最高の旅先」に選ばれており、「小人探し」や「カラフルな建物」など、他の旅先では味わえない魅力が詰まっています。ドイツ領の時代が長かった為、ポーランドには少ないカラフルな建物がずらりと並んだメルヘンな街です。2018年、ヨーロッパの代表的な旅行サイト「ディスティネーションオブザイヤー」では、ヴロツワフが第一位に選ばれており、以来世界各国からの観光客が徐々に増えている穴場観光スポットです。また、川が20本近く流れ、合計100以上の橋がかかっていることから、「ポーランドのヴェネツィア」とも言われている水の都でもあります。ヴロツワフは絶対に訪れるべき観光地の一つです。今回は、特に短期旅行者の方向けに、インスタ映え必須なヴロツワフの観光名所10選+おまけとルートマップをご紹介いたします!

Koki Suetsugu
Koki
ポーランド在住ピアニストのKokiです!ワルシャワを拠点に、定期的にショパンコンサートをしています。また、オンラインピアノレッスンも行っています!
 

ルートマップ

小人探し

ヴロツワフ小人 人気都市ヴロツワフの最大の魅力は「小人探し」です。他の観光都市では味わえない魅力です。ヴロツワフ市内にはなんと360人以上も小人がおり、毎年増え続けているそうです。小人は、ポーランドの芸術家や職人によって毎年生み出されており、毎年どんどん増えてきています。また小人は一人ひとり、名前、職業、伝説などのキャラクターが設定されているのです。ギターを弾いていたり、歌っていたり、寝ていたり・・・いろんなキャラクターの小人がいるので、子どもから大人まで、誰でも楽しめると思います。

小人の歴史

小人が住んでいる街」ヴロツワフですが、なぜ小人がそんなにいるのでしょうか。 小人の歴史は、第二次世界大戦後、ポーランドが共産主義時代だった頃に遡ります。当時、政府に対する反共産主義活動の一環で、ヴロツワフ旧市街地区に”小人のお父さん”を風刺的に設置したことが始まりです。その“小人のお父さんは、現在シュフィドニツカ通りにあります。”共産主義時代が終わった後は、ヴロツワフのシンボルとして、世界各国からの観光客を中心に親しまれています。

旧市街で小人探し

カラフルな建物が並んでいるヴロツワフの中心・旧市街近くでは、いたるところに200以上の小人が潜んでいます。カラフルな建物に小人・・・まるで絵本の中に迷い込んだかのような気持ちになります。ぜひヴロツワフの中心・旧市街で、小人探しをしてみてはいかがでしょうか。観光案内所やホテルなどで小人マップも売られています。

観光スポット

1. 旧市街広場

ヴロツワフ旧市街 メルヘンでカラフルな建物が並んでいる「ヴロツワフの旧市街」。街のいたるところに小人が潜んでおり、可愛らしい街並みです。広場にはレストランやバー、お土産屋さんなどがたくさんあり、夏はテラス席やビアガーデンが出るので、雰囲気が最高です。そして冬、クリスマスシーズンになると、この旧市街広場(マーケット広場)では、ポーランド最大級のクリスマスマーケットも行われます。本場のドイツと近いこともあり、本場ドイツに負けない煌びやかで活気があるマーケットで、毎年賑わっています。

旧市街広場 (マーケット広場)
評価: 5.0
詳細
  • 名称: Rynek we Wrocławiu
  • 住所: Rynek, 11-400 Wrocław
 

2. 旧市庁舎

ヴロツワフ旧市庁舎 可愛らしい旧市街広場の建物の中で目立っているゴシック様式の建物、旧市庁舎。クラシカルな雰囲気で、ヴロツワフ旧市街の中でも目立っている建物になっています。現在は博物館になっており、ヨーロッパの美術品などを鑑賞するなど、ヴロツワフの歴史を学ぶことが出来ます。

旧市庁舎
評価: 5.0
詳細
 

3. ヤトキ通り

ヤトキ通り ヴロツワフで最も人気のある道がこの「ヤトキ通り」。路地に多くのお土産屋さんや芸術家のスタジオなどがあります。この通りの入り口にある動物たちの小人が見どころです。

ヤトキ通り
評価: 5.0
詳細
  • 名称: Jatki
  • 住所: Jatki 24, 50-111 Wrocław
  • 入場料: 無料
 

4. 塩の広場

  旧市街の裏側にある、隠れ人気スポットの「塩の広場」。旧市街とはまた雰囲気が違いますが、中世ヨーロッパのような雰囲気の街並みが特徴です。この塩の広場では、多くのポーランドらしいお花屋さんがずらっと並んでおり、日本と違う雰囲気のお花屋さんも感じることが出来ます。

塩の広場
評価: 5.0
詳細
  • 名称: Plac Solny
  • 住所: Plac Solny, 50-438 Wrocław

5. ヴロツワフ大学博物館

ヴロツワフ大学博物館 人口の25%ほどを学生が占めているという若い都市ですが、実はヨーロッパ最古の大学のひとつであるヴロツワフ大学。バロック様式の建物で、一見大学とは思えない一風変わった建物が、この「ヴロツワフ大学博物館」。中に入るととても魅力的な彫刻や絵画を鑑賞することが出来ます。特に、一階にあるレオポルディヌム講堂の天井の絵画が魅力的です。大学の中ではありますが、この博物館は、観光客も入ることができ、屋上にものぼることが可能です。この講堂では稀にコンサートも行われています。

Koki Suetsugu
Koki
筆者の私も、こちらで何度かコンサートに出演しました。この写真は2022年4月に出演したコンサートです。

 

ヴロツワフ大学博物館
評価: 5.0
詳細
  • 名称: Wieża Matematyczna
  • 住所: Main Building of the University of, plac Uniwersytecki 1, 50-137 Wrocław
  • コンサート: Oratorium Marianum にて不定期で開催
  • 定休日: 水曜日
  • 営業時間: 10:00 – 16:00
  • 公式HP: http://www.muzeum.uni.wroc.pl/
  • Kokiのコンサート予定: https://kokisuetsugu.com/concert/
  • チケット料金: 20ズロチ

6. 市場会館

ヴロツワフ市場会館 1908年、当時ヴロツワフがドイツ領だった頃に建てられたのがこの市場会館。ドイツ風な雰囲気もあり、現在200店舗近くのお店が並んでいて、地元のお客さんを中心に、観光客の方も多く訪れています。歴史を感じる市場で、ランチやディナーを楽しむのもいいですね!

市場会館
評価: 5.0
詳細
  • 名称: Hala Targowa
  • 住所: Piaskowa 17, 50-359 Wrocław
  • 開館時間: 8:00-18:30
  • 定休日: 日曜日
  • 公式HP: http://hala-targowa.pl/
  • 入場料: 無料

7. トゥムスキー橋

ヴロツワフトゥムスキー橋 ヴロツワフには、川が20本近く流れていて、合計100以上の橋がかかっていることから、「ポーランドのヴェネツィア」と言われている水の都です。このトゥムスキー橋は、多くの観光客が訪れる人気な橋です ヴロツワフトゥムスキー橋2 この橋は「愛の橋」ともよばれていて、愛を誓ったカップルの南京錠がたくさん付けられており、大勢のカップルが集まる聖地でもあります。カップルで訪れた際は、南京錠を掛けてみては!

トゥムスキー橋
評価: 5.0
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8. 洗礼者ヨハネ大聖堂

ヴロツワフ展望台 トゥムスキー橋を渡ると、「大聖堂の島」とも呼ばれているオストルフ・トゥムスキに入ります。ここはとても歴史のある地区で、1,000年以上も前からここで人が住んでいたようです。この地区は歩いて回れるコンパクトな島で、ヨーロッパの中世を感じることのできる美しい大聖堂や教会が集っています。教会へと続く道も閑静で美しく、ヨーロッパの雰囲気満載です。また、教会ほとんどに展望台が設置されており、上からヴロツワフの街並みを眺めることが出来ます。この「聖ヨハネ大聖堂」の上からは、オストルフ・トゥムスキやヴロツワフが一望できます。

洗礼者ヨハネ大聖堂
評価: 5.0
詳細
 

9. ヴロツワフ動物園

ヴロツワフ動物園 なんと1,000種類近く、1万頭が暮らしているポーランド最大の動物園が、このヴロツワフ動物園です。ペルゴラ地区に位置しています。広さも異次元で、東京ドーム約6個分の敷地を有しています。中には水族館やアフリカのジャングル等もあり、一日中楽しむことが出来ます。触れ合ったり、餌をあげたりするイベントも定期的に開催されており、子ども用カートが貸し出されていて、子どもだけでなく大人も楽しめる人気スポットです。創業は1865年と歴史も長く、本来生息している自然な環境を再現しており、自然界にいるかのように活発な動物たちを楽しむことが出来ます。

ヴロツワフ動物園
評価: 5.0
詳細
  • 名称: ZOO Wrocław
  • 住所: Wróblewskiego 1-5, 51-618 Wrocław
  • 開館時間: 9:00 – 15:00
  • 公式HP: http://www.zoo.wroclaw.pl/
  • 電話番号: 713483024
  • 入場料: 70 ズロチ

10. ヴロツワフ噴水

ヴロツワフ噴水・百周年記念館 世界遺産に登録されている、百周年記念ホールに隣接している大きな噴水がこのヴロツワフ噴水です。緑に囲まれている自然豊かな公園で、地元の人たちもゆっくりしています。夏は音楽に合わせて噴水ショーが開催されており、主にクラシックの人気曲が流れ、噴水と光、音を使った美しいショーはとても感動的です。この噴水ショーは無料でだれでも見ることが出来ます。冬になると、スケート場が出来ます。ヴロツワフ動物園と近いので、動物園の帰りに噴水を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ヴロツワフ噴水
評価: 5.0
詳細

11. 日本庭園

おまけとして、ヴロツワフには小さな日本庭園があります。池に日本風な橋あったり、日本風の景観を楽しむことが出来ます。自然豊かで閑静なペルゴラ地区にあるので、ヴロツワフ動物園やヴロツワフ噴水とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

日本庭園
評価: 5.0
詳細
  • 名称: Ogród Japoński
  • 住所: Adama Mickiewicza 1, 51-618 Wrocław
  • TEL: +48 713 235 000
  • 入場料: 15 ズロチ
 

滞在日数の目安

2~3日間

ヴロツワフ市内であれば、1泊2日あれば楽しめそうです。もし動物園や噴水、日本庭園のあるペルゴラ地区に行くなら、余裕をもって2泊3日あれば十分楽しめるかと思います。  

Koki Suetsugu
Koki
筆者の私もワルシャワで定期的にショパンコンサートをしていますので、もし興味がありましたら、是非お立ち寄りください!お待ちしております!
コンサートホール

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